つちやみ
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会計アプリは月額課金制なので、確定申告の時期だけ登録して退会すれば会費は最小限になります
目次
そもそも会計アプリとは
ウバ配達員などの個人事業主は、年に一度の確定申告を行って税金を納める必要があります。
税理士に頼んでもいいですが、アプリやWEBで済ませられる仕組みがあります。
売上や経費を記録しておいて、時期が来たら書類まで作ってくれるサービス。
「確定申告しなきゃ」となった時に、まっさきに候補になるサービスだと思います。
詳しくは以下の記事でも↓

ぶっちゃけ大手ならどれでもいい(前提)
「会計アプリを使えばいいのか」「けどどれがいいんだろう」と悩む人もいるはず。
結論から言うと大手ならどれでもいいです。
銀行口座を開設しようとなった時に、三菱UFJと、三井住友と、みずほどれにしようか迷うと思います。
けど大手ならどれも変わらないので、「なんとなく三菱かっけーな」とかで三菱UFJの口座つくると思います。
もちろん細かなサービスの違いはありますが、預金をしたいくらいならどこも大差なく、三菱UFJで当然足ります。
会計アプリもそんな感じで、細かい料金の違いなどありますが、大手なら大差ありません。
どれ使ってもウバ配達の確定申告はできます。
大体1ヶ月無料となってるので、使ってみてこれいいやん、というものを使えばOKです。
※確定申告の時期だけ使って退会すれば無料です。あんま広めたら怒られそうですが
ウバ配達でも使える会計アプリ3つ
そうは言っても銀行口座に三菱UFJ、三井住友、みずほの3強があるように、会計アプリにも3強があります。
せっかくなら大手でみんなが使ってるものなら安心。
具体的にはfreee、MoneyForward、弥生という3つのサービスがあります。
自分は就活の時にベンチャー企業も見ていて、「フリー」と「マネーフォワード」の2社を知りました。
確定申告を色々調べていて「弥生」という会社を知りました。
会計アプリのシェア
個人事業主が使ってる会計ソフトのシェアは、
弥生→56.7%
freee→21.1%
moneyforward→16.8%
となっているようです。
古くからある弥生を、フリーとマネーフォワード2社が追い上げている形でしょうか。
参考 クラウド会計ソフトの利用状況調査株式会社MM総研伸びまくってるFreee
まず紹介するのが、自分も使ってる会計アプリFreeeです。
英単語のfree(=自由)は「e」が2つですが、会計アプリのfreeeは「e」が3つです。
読み方は同じく「フリー」。
freee株式会社が運営してて、サービス名もfreeeです。
(リンクは公式へ飛びます)
プレミアムプランは電話サポートが付きますが、高いしあんまメリットないのかなと。
問題はスターターとスタンダードの違いですが、
- 領収書撮影機能
- 消費税申告機能
の違いが大きいです。
領収書撮影機能とは、領収書を撮影すると読み込んで記録してくれるというもの。
ウバ配達の場合「配達中の飲み物」も経費になると言われていますが(諸説あり)、
コンビニで買ったレシートを撮影しまくっておけば、勝手に経費として記録されます。
消費税申告機能とは、消費税を納める必要がある個人事業主に代わって消費税を計算してくれるというもの。
消費税を納める必要があるのは、前々年の売り上げが1000万円を超える場合なので、ほとんどのウバ配達員は関係ないのではないでしょうか。
ということでウバ配達員は一番安いスタータープランで十分だと思います。
レシート撮影機能使いたいとか、電話サポート使いたいとなったらスタンダードやプレミアムを検討しましょう。
Freeeのレビューは以下の記事でもしています↓

同じく伸びてるMoneyForward
moneyforward(マネーフォワード)もfreeeと同じく伸びてるフィンテックベンチャーです。
本業は「マネーフォワードME」という家計簿アプリを運営しています。
家計簿アプリとは、クレカとかと連動しておくと勝手に家計簿つけてくれて月々の収支確認できますよ、というやつ。
会計アプリも流行ってるしな、って感じで会計アプリ分野にも進出しています。
具体的には「MoneyForward クラウド確定申告」というサービス。
freeeと同じく売り上げや経費を記録することができ、時期が来たら自動で書類を作ってくれます。
(リンクは公式へ飛びます)
freeeと似ていて、最上位のパーソナルプラスプランでは電話サポートが受けられます。
心強さはありますが値段が高いのでウバ配達員には向いてない気もします。
無難なのはパーソナルミニとパーソナルプラン。
大きな違いは
- 消費税集計機能
- 毎月自動作成機能
です。
消費税集計機能とは、freeeの説明で紹介したように、「消費税」を納める義務がある個人事業主向けの機能です。
具体的には前々年の売り上げが1000万円を超えてなければ関係ないので、ウバ配達員は無視で良さそう。
毎月自動作成機能とは、特定の売り上げや経費を毎月勝手に記録してくれるサービスです。
具体的には、「毎月5万円の不動産収入」がある場合などは、毎月勝手に「5万円の収入」と記録されます。
ウバ配達員の場合は毎月(毎週)の売り上げは変わるので、自動化する意味はあまりなさそう。
家賃を経費に入れる場合など、「同じものを毎月記録したい」場合は毎月自動作成機能を利用しましょう。
繰り返しますがウバ配達員はパーソナルミニかパーソナルプランのどちらかでいいでしょう。
もちろん電話サポートが受けたければパーソナルプラスプランを。
伝統の弥生
最後に紹介するのが最大手の弥生です。
運営するのは弥生株式会社で、創業1978年と、フィンテック企業としては異例の伝統企業。
様々なサービスを提供していますが、ウバ配達員に関わるのは
「やよいの白色申告オンライン」や「やよいの青色申告オンライン」。
(リンクは公式に以下略)
自分がしたい確定申告に応じて利用しましょう。
白色申告、青色申告って何という方は以下の記事↓

「弥生の白色申告オンライン」の場合、フリー、ベーシック、トータルの3プランがあります。
弥生の特徴はとにかく安いこと。
最大手でシェア1位の余裕か、ありえない料金体系でサービスを運営しています。
例えば一番気軽なフリープランでは、無料で売上・経費の記録や確定申告の書類が作れてしまいます。
使える機能が増えるベーシック、トータルでも、これまで紹介したfreeeやMoneyForwardと比べるとお値段安め。
特に最初の年は通常の半額となっているので、とにかく安さを求めるなら弥生を利用しましょう。
あえて欠点をあげるなら、ソフトやアプリが若干しょぼめである点。
自分も使ってるfreeeなんかは、最新のフィンテックサービスと言う感じで、使いやすくかっこいいです。
反対に弥生のサービスは必要最低限という感じ。
会計アプリには普段からログインして売上(ウバの報酬)や経費を記録しておかなくてはいけないので、アプリが使いやすいに越したことはないです。
この辺は好みの問題なので、
数百円程度で使いやすいアプリ使えるなら最高やん、という方はfreeeやMoneyForwardを、
とにかくお金をかけずに済ませたい方は弥生を利用しましょう。
なんでもいいけど確定申告しましょう(まとめ)
ウバ配達員の確定申告で使える会計アプリ3社を紹介しました。
ぶっちゃけどれも大手なので、問題なく確定申告ができます。
重要なのは「どのアプリを使うか」よりも「確定申告すること」なので、
直感でサクッと決めて売上・経費の記録を頑張りましょう。
もちろん時期が来たら書類を作って税務署に持っていきます。
個人事業主であるウバ配達員は確定申告しないと脱税になってしまうので、注意です。
では今回は以上になります。
会計アプリについて知らなそうな方がいたらこの記事をシェアしてくれると嬉しいです。
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ありがとうございました。
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