つちやみ
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※大損の理由だけ見たい方は「めんどくさいので後回しにしてたら・・・」の項目をチェック
目次
そもそもウバ配達員は個人事業主
ウーバー配達員の正式名称は配達パートナー。
アルバイトではなく、あくまでウーバーのアプリを使って、お店とマッチングしているというだけ。
厳密にはお店からの業務委託を受けて配達しています。
配達パートナーは個人事業主という扱いです。
アルバイトなどの雇用関係があれば、雇用主が税金を納めてくれますが、個人事業主は自分で税金を納める必要があります。
毎年2〜3月に前年(1〜12月)の報酬と経費をまとめ、算出された税金を納めなくてはいけません。
毎年2〜3月に報酬と経費を「確定」し「申告」するので「確定申告」と呼ばれます。
ウバ配達員は確定申告して税金を納めないと、脱税になってしまいます。
脱税は確実にバレると言われていて、結構大きな罰金が発生します。
故意だった(=わざとやってた)と判断されるとさらに重い罰則や、前科がつくことも。
あとで損するのは目に見えてるので、大人しく確定申告しましょう。
白色申告、青色申告とは
確定申告しようとなったときに重要になるのが、白色申告と青色申告です
昔は申告する際の用紙が「白色」と「青色」だったので、この名前だそうです。
実際「色」はどうでもよくて、(今では両方白色の用紙だし)問題なのは中身です。
白色申告はシンプルな確定申告です。
青色申告は手続きが複雑になります。
じゃあシンプルな白色申告をみんな選びそうですが、青色申告では節税が大きくなります。
納める税金が少なくなるなら、青色申告の方がいいです。
- 白色申告=シンプルで普通に納税
- 青色申告=複雑な分、節税になる
より正確には、青色申告は「複式簿記」という形式で提出する必要があり、「65万円分の所得控除」が受けられます。
所得が大きいほど税金も大きくなってしまいますが、そもそもの「所得」を、65万円分なかったことにしていいよ、という意味です。
例
ウーバーイーツで100万円稼いだ人(分かりやすくするため経費は0とする)
- 100万円の所得→10%の税金→10万円の税金
通常は10万円の税金だったのが、
- 100万円の所得→65万円の控除→35万円の所得→10%の税金→3万5千円の税金
控除されたら3万5千円に減りました。いえーい
ウバ配達員で青色申告すべき人
青色申告すべきなのは専業で配達員をしている人です。
青色申告は「事業」を営んでる人向けの納税パターン。
サラリーマンが副業として行う場合、「雑所得」という扱いになります。
雑所得では青色申告することはできないので、白色申告することになります。
白色申告の記事はこちら。
UberEats配達の確定申告は難しい?→白色申告でアプリも使えば余裕です【実体験あり】※ウーバーで稼ぎまくってる場合など、サラリーマンでも「事業所得」扱いになって青色申告の対象となる場合もあるようです
反対に専業配達員の場合、ウーバー配達を請け負うという「事業」で生きています。
事業所得という扱いになるので、青色申告の対象になります。
言ってみれば合法的に、65万円の所得隠しができるようなものなので、専業の方は青色申告すべきでしょう。
青色申告は開業届と申告書を事前に出す必要があったり、複式簿記という複雑な形式が必要と話しました。
ただし現代では会計アプリという便利なツールがあるので、それを使えば終わりです。
勝手に書類を作ってくれます。
税理士に有料相談する必要はありません。
フィンテックが発展した令和に生きる特権なので、利用して節税しましょう。
会計アプリFreeeのレビューはこちら↓
Uber Eatsの確定申告ができる会計アプリfreeeの使い方を解説します【配達パートナー必需品】ウバ配達員の青色申告の手順
そもそも確定申告の手順は、
- 報酬と経費を記録しておく
- 時期が来たら書類を作って提出する
- 税金を払う
です。
※分かりやすく報酬と表現してますが本当は「売上」です
青色申告の場合、
- 開業届を出す
- 青色申告承認申請書を出す
という二つの手順が増えます。
それぞれ提出しなかったり、提出が遅れたからと言って、何か罰則があるものではありません。※
ただし、青色申告承認申請書は、事業開始日から2ヶ月以内に提出する必要があるので注意です。
※開業届を出さなかったからといって罰則はないですが、通常開業から1ヶ月以内に提出するもの、とされています。
※皆さんは自分のように危ない橋を渡らず、すぐに開業届を出しましょう
青色申告承認申請書とは、「青色申告したいんでよろしくお願いします」と事前に申し込むような書類。
青色申告承認申請書を提出するためには開業届も必要なので、開業から2ヶ月以内に両方とも提出する必要がある、と言えます。
ウーバー専業になった場合、速やかに開業届と青色申告承認申請書を提出するのが無難と言えるでしょう
(税務署としては開業した人にすぐに書類を出して欲しいので、「早く出した人が得=青色申告で節税」できる仕組みになっているのでしょう)
会計アプリには通常版の他に「開業版」という、開業届と青色申告承認申請書を自動で作ってくれるものもあるようです。
いやいや、会計アプリで何でもできすぎやろ・・・
めんどくさいので後回しにしてたら・・・
私自身2020年はウーバー配達メインで暮らしていますが、開業届とかめんどくさいしあとでいいやと思っていました。
「開業届を出さなくても罰則とか無いらしいし、確定申告すればいいんでしょ?」と思っていたから。※
ここまで読んできた方はお分かりかと思いますが、青色申告したい場合、開業から2ヶ月以内に申請が必要です。
※罰則はないけれど、開業届は開業から1ヶ月以内に提出するもの、と規定されています。
自分がこれから開業届と青色申告承認申請書を出しても、開業から2ヶ月以上経っているので対象外です。
65万円の所得控除を受けられるのは、来年(2021年度)からということになります。
めんどくさがらず手続きしていれば・・・
ウーバー専業になる場合は、速やかに開業届と青色申告承認申請書を出しましょう。
青色申告で確定申告する
青色申告の場合も、確定申告自体に特別な手続きは必要ありません。
(もちろん何度も言ってるように、事前に開業届と青色申告承認申請書の提出は必要です)
確定申告の手順は
- 報酬と経費を記録しておく※
- 時期が来たら書類を作って提出する
- 税金を払う
でした。
青色申告の場合もこの手順で進めていきます。
※分かりやすく報酬と表現してますが本来「売上」です
報酬と経費の記録は、エクセルデータなどで自分でまとめておいてもいいです。
ただ素人には難しいし、青色申告の場合特に「複式簿記」という高度な帳簿が要求されます。
いうまでもなく、会計アプリを頼りましょう。
そうじゃなければ税理士に丸投げという手もありますが、お金もかかるし古いです。
令和に生きる皆さんはスマホアプリでちゃちゃっと記録しておいて、時期が来たら書類にしましょう。
アプリの使い方は別記事でも解説しています。
Uber Eatsの確定申告ができる会計アプリfreeeの使い方を解説します【配達パートナー必需品】
アプリで作った書類を税務署に持っていくと、払込の用紙がもらえるので、銀行などで支払って終了です。
- アプリに報酬などを記録しておく
- 時期が来たら書類にする
- 税務署にもっていく
- 払い込む
こんだけです。
専業ウバ配達員は青色申告しよう(まとめ)
自分の失敗談も含め、ウーバー配達パートナーの青色申告について解説してきました。
税金の制度は複雑すぎて、素人に理解できないようになっててウザいです。
ウザいですがそうなってる以上仕方なく、しっかり納めないと脱税になってしまいます。
WEBで情報が手に入ったり、会計アプリがすぐに使えるだけマシと思ってやっていきましょう。
今後別アプリのレビューなども追加していく予定です。
けどぶっちゃけFreeeがあれば足ります。最大手なので。
では今回は以上になります。
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ありがとうございました。
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