つちやみ
つちやみ
※この記事では白色申告について解説しています。
専業の方などで青色申告したい方は以下の記事を
【専業向け】UberEats配達パートナーの開業届を出してなかったら大損しました【青色申告の解説】目次
税理士ユーチューバー
今回の解説で参考にしているのは、税理士ユーチューバー大河内薫さんの動画です。
ウーバーからも参考動画として推奨されています。
ウーバーイーツの確定申告について分かりやすく解説してくれています。
しかもプロの税理士さんなわけで、安心ですね。
自分もこの動画を見ながら、初めての確定申告をしてみました。
それでは解説していきます。
確定申告とは
働いて得たお金には税金がかかります。
- 所得税
- 住民税
2種類の税金を払わなくてはいけません。
会社やバイト先で「給料」をもらうと、会社やバイト先が税金を納めてくれます。
配達パートナーは「個人事業主」であるため、ウーバーは税金を納めてくれません。
自分で報酬や経費を確定し、申告しなくてはいけません。
これを確定申告と言います。
確定申告して税金を納めないと、脱税という犯罪になってしまうので気をつけましょう。
課税対象は
税金がかかるのは、報酬から経費を引いた利益に対してです。
- 報酬ー経費=利益
- 利益の何%かを税金として納める
報酬=30万円
経費=10万円
の場合、利益の20万円に対して税金がかかります。
ウーバーのために10万円の自転車を買っていたら、10万円は経費にできます。
報酬=30万円
経費=30万円
なら、利益は0円となるので、税金はかかりません。
経費をいかに多く申告できるかがコツと言えます。
経費とは何かについては、このあと解説します。
確定申告の流れ
確定申告のおおまかな流れは、
- 報酬と経費を記録しておく
- 報酬と経費を書類にまとめる
- 書類を税務署に持っていく
- 税金を払う
となっています。
ある年の稼ぎを、次の年の2〜3月に申告します。
報酬と経費を記録しておかないと、2月になってから焦ることになります。
普段から会計アプリを使って記録しておくのがおすすめです。
※分かりやすく報酬と表現してますが本来「売上」です
※会計アプリfreeeの使い方は以下の記事で
Uber Eatsの確定申告ができる会計アプリfreeeの使い方を解説します【配達パートナー必需品】ウーバーイーツの報酬と経費
報酬とは
まず報酬と経費とは何かという話です。
報酬とはそのまま、ウーバーからもらったお金です。
毎週振り込みがありますが、その全てが報酬となります。
現金で受け取った分がある人は、それも報酬です。
自分がウーバーで得たお金、全てのことです。
※分かりやすく「報酬」と表現していますが、正式名称は「売上」です
経費とは
経費とは、ウーバーで働くためにかかったお金のことです。
ウーバーをするために自転車を買った人は、自転車代が経費になります。
スマホホルダーを買った人は、それも経費です。
動画で紹介されている経費は以下の通りです。
- レンタサイクル代、バイクの購入費
- ガソリン代、整備費用
- 交通費
- スマホ代
- ヘルメット、スマホスタンド
- 水
電車で都心へ出て、赤チャリで配達するような場合、都心へ行くまでの電車代も経費になります。
暑い日に水を飲みながら配達した場合、その水も経費です。
ウーバーという事業をするためにかかった、全てのお金のことです。
普段から記録しておこう
ここまで読んでお分かりの通り、報酬や経費はめちゃくちゃ多いです。
2月になってから去年の経費は〜とかやってると大変です。
実際私は2019年の10月からウーバーを始めて、何も記録していませんでした。
2020年の3月になってようやく確定申告をしようとしましたが、大変でした。
「経費とかめんどくさいから、思いつくだけでいいや」
と適当になってしまいました。
2020年度はしっかり経費を記録するつもりです。
普段から経費などを記録しておけば、時期が来てから楽だし、節税になります。
報酬と経費を書類にまとめる
確定申告で書くのは上記のような書類です。
ウーバー以外に本業の収入がある人は、本業の収入や社会保障費なども記入が必要です。
正直複雑で、自分もよくわかっていません。
freeeという会計アプリを使うと、完璧に理解してなくても大丈夫です。
動画内でも紹介されており、その通り使ってみました。
イメージとしては、
- 本業の源泉徴収書に、収入はいくらとありますか?
- 社会保障費はいくらとありますか?
などと質問されるので、その通り答えていくだけ。
あとは勝手にアプリが書類を作ってくれます。
書類はPDFファイルで完成するので、印刷すればOK。
自分はかんたんネットプリントという、セブンイレブンの印刷アプリを使って、コンビニで印刷しました。
印刷したら、マイナンバーの記入や印鑑が必要となっているので、お忘れなく。
freeeのアプリでも指示があるので、その通り従っていればOKです。
書類を税務署に持っていく
アプリで書類を完成させたら、印刷して税務署に持っていきます。
持っていくのは自分が住んでいる地区の税務署。
新宿区に住んでいれば、新宿区の税務署です。
ネットで済ませたり、郵送でもできますが、自分は直接持っていきました。
不安な点があったらその場で質問できるし、不備があれば教えてくれます。
初心者は直接行ってしまうのが楽だと思います。
税金を払う
税務署に書類を提出すると、支払い用紙が渡されます。
金額などを書いて銀行や郵便局に持っていくと、払えます。
書き方などが分からなければ、その場で係の人に聞きましょう。
「住民税を会社ではなく自分に請求してもらう方法」が不安でしたが、教えてくれました。
あとはその用紙を持って、銀行で支払えば終了です。
青色申告について(上級者向け)
一般的な確定申告は「白色申告」と呼ばれるものですが、
より高度な「青色申告」というものもあります。
※専業でウーバー配達員をしている場合など、個人事業が生計の主となっている人向けの納税パターンです
青色申告は節税が大きくなりますが、その分手順が増えます。
開業届けや申請書を事前に提出しなくてはいけません。
詳しくは以下の記事を。
【専業向け】UberEats配達パートナーの開業届を出してなかったら大損しました【青色申告の解説】最初に紹介した税理士YouTuber大河内さんの動画でも解説されています。
まとめると、大人しく会計アプリに頼ろう
自分はなんとか確定申告ができましたが、ウーバーに紹介された動画を見て、その通りやっただけです。
特に会計アプリfreeeは超重要だと思います。
アプリを使わずに自分で書類を作るというのは、あまり考えたくありません。
ギリギリになって焦った反省を生かし、今年はfreeeを使って、報酬と経費を記録しておこうと思います。
では今回は以上になります。
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ありがとうございました。
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