https://twitter.com/alba_UberEATS/status/1295723055122010113?s=20
目次
WBSのトップニュース
8月18日のWBS(ワールドビジネスサテライト・テレビ東京)のトップニュースにて、衝撃のニュースが入ってきます。
ウーバーイーツと出前館は共に加盟店3万店越えの業界1位2位ですが、その2社に買収・提携の噂があるようなのです。
以下ニュースの内容をまとめていきます。
そもそも相互に買収提案している
ニュースタイトルは「出前館がウーバーイーツを買収?」ですが、両者はこれまで、相互に買収の提案をしていたようです。
まず出前館は、ウーバーイーツに買収提案をしました。
その際は金額面で交渉決裂しました。
出前館の出せる額では、ウーバーイーツジャパンは買収できない、ということでしょう。
次にウーバーイーツも、出前館に買収提案していました。
こちらは独自のサービスへのこだわり(サービス品質などへのこだわり?)から交渉決裂になったようです。
出前館としては、どれだけお金を積まれても、ウーバーイーツのような破天荒な仕組みには加われない、ということでしょう。
ちなみにこれらのソースは複数の関係者談です。
※複数の関係者談が意外とあなどれない理由も後で紹介します
出前館強気の理由はスポンサー
ここまでなら話は終わりで、どちらも「金額面」「目指す方向性」により提携はできない、で終了です。
しかし新たな要素が加わります。
出前館がLINEから300億円の出資を受け、実質的な子会社となったのです。
出前館は強力なスポンサーを得た形となり、事業規模を拡大しています。
そこで数ヶ月以内に再びウーバーイーツに買収提案する可能性があることのようです。
こちらも複数の関係者談w
ナレーションでは
「ウーバーイーツがグループに加われば、消費者にとってより利便性が高まりそうです」
(LINE上で、出前館もウーバーも頼めるようになる)
と補足が入ります。
余計なお世話ですね。
関係各社の図式
https://twitter.com/alba_UberEATS/status/1295724178360823808?s=20
そもそも先日、出前館がLINE傘下に入ったことで、ある状況が生まれています。
- 出前館はLINEの実質子会社
- LINEはZホールディングス(≒ヤフージャパン)の傘下
- Zホールディングスの親会社はソフトバンクG
- ソフトバンクGはウーバー(本体)に出資
出前館がLINEの子会社になったことで、出前館とウーバーは同系列会社(ソフトバンクG)になったと言えるのです。
同じグループなら、買収、提携はしやすい状況と言えます。
明日のWBS
最初から登場した「複数の関係者談」ってなんだよ、という話がここで分かります。
明日(8月19日)のWBSにて、出前館の会長がインタビューに答えるようです。
会長がわざわざ出てくる前に、「関係者談」として「出前館のウーバーイーツ買収」を報道する、のはかなりガチ感を感じます。
もし誤った情報なら、会長がわざわざ出てくることはできないはずだからです。
シェア1位2位が組むってあり?
ここからはほぼ個人の私見になります。
出前館がウーバーイーツを買収する噂は分かったとして、そもそもトップ2が組むことは可能なのでしょうか?
日本には「独占禁止法」があり、企業の不正を見張っています。
ある業界を一つの企業が支配してしまうと、価格などを簡単にあげることができてしまいます。
消費者が損をしてしまうので、一つの企業が権力を持ちすぎないよう、企業には必ず「競争」をさせるような仕組みとなっているのです。
ちょうど直近に、「QRコード決済」業界について、LINEとヤフーが組むことへの公正取引委員会の審査結果が発表されていました。
要は「LINEペイ」と「PayPay」が統合されたら、独占的な地位にならないか、という審査です。
結論から言うと、対策を講じればセーフとなっていました。
対策とは、3年間、データ利用や加盟店手数料について、委員会へ報告することなどです。
理由としては、まだ「QRコード決済」業界は発展途上で、二つが組むことで直ちに競争を制限するとは言えないから。
「QRコード決済」業界の結果を「フードデリバリー」業界にも当てはめるなら、
「デリバリー業界はまだ未成熟なので、大手2社が組んでも直ちに競争を制限するとはいえない」
(値段を不当にあげようものなら、消費者は逃げていくだろう)
→ウーバーイーツと出前館の提携は条件付き(報告・監視)で許可、となる可能性があります。
あくまでQRコード業界の結論をフードデリバリー業界に結び付けただけなので、実際は審査してみないと分かりません。
ただすでに同じソフトバンクGの一味になれている現状を考えると、提携も全然可能なのかもしれません。
参考 Zホールディングス株式会社及びLINE株式会社の経営統合に関する審査結果について公正取引委員会今後の動向に注目(まとめ)
個人的にはウーバーイーツには絶対残って欲しい派です。
ウーバーの働き方は気に入っているし、もはや「ウーバー」に愛着すら感じています。
だからこそこのようなサイトも運営しています。
そうは言っても巨大企業の決定には誰も逆らえないのが事実。
個人的には半沢直樹でも現れて、ウーバーからウーバーイーツジャパンを買収してほしいと願います。
そのような妄想で気を紛らわせつつ、まずは明日のWBSに注目してみたいと思います。
では今回は以上になります。
この記事がいいなと思ったら、ツイートに「いいね」「リツイート」をお願いします。
ありがとうございました。
注目されている記事
【高級椅子】DXRACER(デラックスレーサー)とかいうゲーミングチェア買ったらガチで最強だったのでレビュー
【最強の目覚まし】友達が買ったスマートリモコンとかいうグッズを自慢しろとうるさいのでレビューしてみた
3000回配達の私がウーバーイーツ配達で使っているアイテムや必需品を紹介【配達を始める人へ】
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。